あきらかに人災
2010.05.18 Tuesday | DAYS
宮崎の口蹄疫問題、明らかにこれは人災ですよねぇ。
っていうか、国災?政府災??民主災でもいいや。┐(´д`)┌
ただ、私は職業柄「ネット上でデマが飛び交っている」というニュースが気になりました。
→ 口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも
以下転載。
っていうか、国災?政府災??民主災でもいいや。┐(´д`)┌
ただ、私は職業柄「ネット上でデマが飛び交っている」というニュースが気になりました。
→ 口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも
以下転載。
宮崎県で口蹄(こうてい)疫の疑いがある牛や豚が相次いで確認、殺処分されている問題で、赤松広隆農林水産相をはじめとする政府の対応が遅いとする批判が、ミニブログ「ツイッター」などを中心にネット上にあふれ、“炎上”している。酪農家の悲嘆を伝える映像や、支援するための情報がネットの口コミで広がる一方、過激な批判や、「報道統制が行われている」といった誤情報も広まっており、ネットの利点と危うさが共存する展開となっている。
「ある酪農家は(牛の)最期に、一番上等な餌を食わせて、頭をなでてやって、乳房をふいてやって、そして目の前で殺処分されていくんですよ。大臣、その悔しさがわかりますか」
11日の衆院農林水産委員会。赤松農水相への質問を行った江藤拓委員(自民)は、地元・宮崎の悲惨な現状を訴え、赤松氏がゴールデンウイーク中に外遊していたことなどを批判した。赤松氏は「いささかも支障があったとは理解していない」と反論した。
「泣けた」「怒りに震えた」…。ツイッターでは11日夜から、この質疑を動画で提供する「衆議院TV」や動画サイト「ニコニコ動画」へのリンクを張り、他人の書き込みを引用して発信する「リツイート」と呼ばれる口コミ機能で広めようとする動きが急増した。ブログでも取り上げられ、ニコニコ動画は視聴に会員登録が必要にもかかわらず、質疑の再生回数は12日に約10万回に達した。
動画とともに、酪農家支援のための募金受付先や、人手不足を補うための手伝いの申込先の情報などもネットを駆けめぐった。同時に、赤松氏らへの批判や誹(ひ)謗(ぼう)中傷の書き込みも急増した。
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9日には、明らかなデマも流布された。
「原口一博総務相が『報道規制』を指示している」。そんな情報がツイッターなどに流れ、リツイートで伝搬した。根拠は、原口氏自身のツイッターでの“つぶやき”。9日朝、政府の口蹄疫対策の遅さを指摘された原口氏は「発生後、すぐ私は指示をしています」と反論、続けて「風評被害が大きくなれば、さらに大きな被害となります」と書き込んだため、テレビ局を監督する総務省が規制をかけたと解釈された。
平成12年の流行時には買い控えなどの風評被害が出たため、マスコミの口蹄疫報道が当初は淡々と事実だけを伝える傾向だったことも一因との見方もある。誤解に気づいた原口氏は11日、ツイッターで「指示」の内容を「総務省として自治体を全力で支えること」などと説明し、「報道規制の指示などありえない」と否定に躍起だ。
「口蹄疫に使う消毒液が、民主党幹部の地元に横流しされている」。12日にはそんな情報も駆けめぐった。「ちゃんとソース(情報元)を吟味して判断しないと、踊らされるぞ」。ツイッターで伝搬する情報の洪水の中では、こんな書き込みも目立つ。
2010.5.12 22:44 産経ニュースより
これさぁ、「明らかなデマ」とか書いてるけど、デマか?
消毒液云々の方はデマだろうけど、報道規制の方はただ単に政治家が自分の書く言葉に無頓着なだけ、アホなだけでしょ。
(っていうか、明らかに報道規制されてたと思うんだけど・・・今まであまりにも報道されなさすぎてたし、なんで対策本部が出来てからどんどこ報道出るようになってんの?って普通思うだろ・・・。東知事もなんで報道されないのか?って事についてつぶやいてたらしいよ。そら当事者はおかしいと思うだろうなぁ・・・)
「ネットの利点と危うさ」とか、聞きあきたっつーの。
確かにネットは玉石混交の世界だけど、あんた達が一番問題にしたいのは、マスゴミが流す政府の喧伝ニュースが事実と違うことがばれること、政治家のアホさ加減が露呈すること、の方じゃないの?
自分達の立場が危うくなるって意味での「ネットの危うさ」じゃん。
だいたいさ。
17日に政府を糾弾するニュースが出てさ。
→口蹄疫】やっと対策本部 危機感欠如の政府に批判
口蹄(こうてい)疫の被害が拡大していることを受けて政府は17日、これまで「対策の遅れはない」(平野博文官房長官)と言い張ってきた姿勢を事実上修正し、ようやく鳩山由紀夫首相直轄の対策本部を設置した。感染経路解明の難しさや被害拡大が予想を上回る早さだったとはいえ、遅きに失した感は否めない。鳩山政権にとっては、米軍普天間飛行場移設問題に続く「失政」となる懸念も出ている。(酒井充)
首相は今回、赤松広隆農水相がトップの同省対策本部では対応できない事態と判断し、自ら指揮を執る選択をした。背景には、被害拡大の中、現地からの悲鳴をよそに外遊や政治活動を優先した赤松氏への批判の高まりもあるとみられる。
赤松氏は4月20日に感染が確認されていたにもかかわらず、30日から9日間、中南米を訪問した。この間、殺処分対象の牛と豚は4369頭から一気に14倍以上の6万2426頭に跳ね上がった。しかし、5月8日に帰国した赤松氏が真っ先に向かったのは栃木県。民主党衆院議員の後援会会合出席のためだった。
赤松氏がやっと宮崎県を訪れたのは10日になってから。鳩山首相は「必要以上にさまざまな風評が立つと、農家の方が困る」と、対応の遅れを釈明したが、すでに感染は拡大しており、風評被害を気にする段階は過ぎていた。赤松氏は17日昼、首相との会談後も記者団に「対応が遅れたとは思っていない」と自己正当化を試みた。
与党内からも批判は噴出している。鹿児島5区が地盤の民主党・網屋信介衆院議員は17日の衆院決算行政監視委員会で「地域と農水省の話には、ずいぶん情報にギャップがある」と指摘。同党の宮崎岳志議員も「やはり赤松氏自ら、迅速に現地に乗り込んで陣頭指揮を振るっていただきたい」とくぎを刺した。
国会周辺では17日、「口蹄疫被害拡大は政府のテロに等しい」と題し、「政府が備蓄した消毒薬を民主党幹部が地元に流した」とするビラがまかれた。農水省は「国は消毒薬を備蓄する仕組みになっていない。ましてや『横流し』なんて完全な作り話だ」と否定するが、政府の対応の遅れが疑惑を招いたともいえる。
平野氏は17日の記者会見で政府の対策本部設置を「首相の指示だ」と何度も強調した。最初の感染確認からその指示が出るまで27日が過ぎていた。
2010.5.17 22:58産経ニュースより転載
その翌日に、実は宮崎県の獣医がミスってたんだよねってニュースが出る。
→「普段の下痢」…宮崎県が口蹄疫発生見逃し
宮崎県内で被害が拡大している口蹄疫を巡って、農林水産省が最初の感染疑い例を確認した3週間前の3月下旬、同県家畜保健衛生所が、感染した水牛を診察しながら発生を見逃していたことがわかった。
同省などによると、同県都農町で水牛を飼育する農家から、かかりつけの獣医師を通じ、県家畜保健衛生所に「水牛が発熱している。牛乳の出も悪い」という連絡があったのは3月31日。
この日のうちに同衛生所の職員は立ち入り検査を実施し、4頭の水牛に発熱や下痢などの症状が出ているのを確認した。しかし、「普段の下痢」と判断して口蹄疫の可能性を疑うことなく、通常の風邪の検査をしただけで、同省にも報告しなかったという。
この水牛農家から南東に600メートル離れた繁殖牛農家では4月9日、口の中がただれた牛が1頭見つかった。同衛生所はこの時も口蹄疫と見抜けず、20日に「最初の感染事例」として発表した。このため最初の水牛についても22日に血液の遺伝子検査を行った結果、ようやく23日に口蹄疫の感染疑いが判明したが、この時点で既に5例の感染(疑い含む)が発覚していた。口蹄疫の検査結果は通常、1日か2日で判明するため、もし3月末の段階で実施していれば4月初旬には拡散防止対策がとれたとみられる。
口蹄疫は、早期に家畜の移動制限などを講じる必要があり、口蹄疫に詳しい後藤義孝・宮崎大教授(家畜微生物学)は「県が3月の時点で徹底した消毒などの対策を取っていれば、ここまで感染は広がっていなかった可能性がある」と指摘している。
(2010年5月18日07時50分 読売新聞より転載)
これは情報操作じゃないのか?
最初の発症時期は実はもっと早かったとか、そんなの関係ないってば。
GW前にわかってたら、即対応取れたって言いたいわけ?
んなあほな〜。
政治家ってのは、税金から高い給料とって、さらにGWはどんな問題が起きても海外旅行で休みます〜ってのが許される仕事なわけ?
違うだろ!!
最初の発生時期なんか、今となっては関係ないんだよ!
一番の問題は、「これはまずいです!」って国に一方が入った後の対応が、あまりにもずさんだったって事なんだってば!
よりにもよって、一番現場の獣医に責任押し付ける?!
アホじゃないのか、マスゴミめっ!!
ホント、情けなくて涙でてくら〜って感じ。(;´Д`)ノ
国が動かないと県はなにもできないのに、国が動いてくれなかった。
これが今回、感染を拡大してしまった最大の要因。
これを機会に、各都道府県への権限譲渡、マジで進めた方がいいと思う。
国に任せたらこうなっちゃうんだよっていう、良いサンプルじゃん。
そういう意味では、橋本クン、がんばってほしいと思うわ。
今回被害者への対応に税金使われるんだよ。
もちろん、被害者救済に関しては反対する気はさらさらないさ。
でも、国がもっと早くに対策を取っていたら、これほど事は大きくならなかったわけで。
ひいては私達の税金がムダ使いされることもなかったわけで。
納税者はもっと怒っていいと思うし、怒るべきだと思う。
仕分けショーなんてやってる場合じゃないっしょ。
ここまできたら、無能な大臣そのものを仕分けしろって感じ。(−−;;
去年の神戸の新型インフル騒動を思い出すな。
後、阪神大震災も。
現場がどれだけ国のやる的外れな対策に「ハァッ?!(゚Д゚)」って言ってきたか・・・神戸の人間は結構体験してるのよね。よく考えたら。(苦笑)
某ドラマじゃないけど、事件は現場で起こってんだよ。
担当大臣でも首相でもいいけど、霞ヶ関の現実から隔離された空間にどっぷり浸かって、また聞きのまた聞き情報で采配するんじゃなくてさ。
即現場に立って、現地の空気を肌で感じで政治を行ってほしいよ。
アメリカみたいに、ドデカイ国なわけじゃなし。
東京→九州間だって、せいぜい3時間だろうがよ。
何をそんなケツに根っこはやしてんだか。┐(´д`)┌
この国は、新聞もテレビも当てにはなりません。
本当の情報を知りたければ、現地の人の言葉を捜して読むべし。
→ 口蹄疫、「生き地獄」の現場から
一日も早く沈静化することを祈ります。
現地の皆さん、がんばって!!
そして国には、終わったら終了〜!ではなく、今回がんばった人たちの心のケアも今後していただきたいと思います。
っていうか、それが一番重要じゃないかと思うんだけど、そこまでルーピー共は頭回らないんだろうなぁ・・・。(-公- )
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