要は「首相になって何をするか」ではなく、「首相になってそこに居続けること」が命題なわけで。
だからあんなに、人の意見でころっころ自説を変えるし、先の見通しもな〜んにもなくお気楽にやってられるわけね。

複数のコラムニストが「なぜ、麻生首相は『三年間消費税はあげません』ではなく『三年後に消費税をあげます』と言ったか？」って内容のコラムを書いていたのを読んだけど、その答えはまさにこの「笑いが止まらない理由」そのものなわけだよね。

国民感情や今後の気持ちの持ち方のために、今までの政治家ならは前向きに「今後三年間は消費税をあげません」という言い方を取ったはずなのに、彼はしなかった。
つまり、国民なんてど〜でもいいから。
自分さえ首相という位置にいられれば、それでいいから。
だから、言葉の使い方やその表現方法なんてど〜でもいいの。
そんなもん、考える対象ですらないわけよ。

でもって、きっと首相を退陣した後は「自分はじいさんから代々引き継いだ政治家という職業の中で、首相という最大地位を経験した」と、ただそれだけを自慢に余生を過ごされるのでしょう。
国民がどれだけ辛酸をなめさせられたかなんて、かけらも考えることなく。

本当に来年の9月までこのオタク馬鹿が首相の地位にしがみつき続けるのだとしたら。
私達、来年度からは相当いろんなこと覚悟しなくちゃいけないかもしれませんね・・・。