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努力の方向性

2009.09.02 Wednesday | CAT'S DIARY > ココ

ぷくすぅ。
・・・ココさん?ママのWii Fit返してもらえませんか?(^^;;
無駄じゃない?
こ「・・・やったって無駄じゃないの?」
・・・反論はしないけどっ。でも努力する姿勢ってのが大事だと思うのっ。il||li _| ̄|● il||li


実は先日ワタクシ、あまりうれしくないお誕生日を迎えまして。(笑)
そしたら、誕生日の翌日に市の方からガンの無料検診の案内が来たんですよ。
とうとう四捨五入で大台・・・こんなもんがくる年齢になってしまったか・・・と感慨深く(?)思いつつパンフレットを読んでいたんですけどね。
この無料検診の目的にいささか疑問を持ったんですよ。

というのも、パンフレットには無料検診の理由として、

1.日本はアメリカと比べるとガン死亡者が著しく多いガン大国である
2.ガンは早期発見早期治療が肝要

だから、無料で検診してあげるから利用して、汚名を雪ごうねと。

でもさ。アメリカでは減少傾向にあるガン死亡者がなんで日本で多いのか?
そこは突っ込まれてないわけですよ。
アメリカの方が無料検診が発達してる?
違うでしょ。そんな話聞いたことないし、皆保険でもない国で、日本みたいにある一定の年齢を超えたら一律に無料検診が受けられますなんてサービス、やってるわけがない。
もちろん、アメリカはそこらへんの情報がかなり浸透しているとは聞いているので、個人で疑わしいと思ったら即受診ってのは日本以上に常識なんだろうとは思うけど、でもその意識的な面において、日本人が著しく劣ってるって事はないと思うのよね。

じゃあ、なんでか?
それはひとえに、



治療方法の幅の差



なんじゃないの?と。
かかった人の数が多くても、治癒する人の数が多ければ、ガン死亡者数は激減するわけでしょ?

アメリカでは各個人のガンの傾向や、ステージによって、いろんな種類の薬があると聞きます。
でも日本ではそのほとんどが認可されていず、使えない。
使おうと思ったら、全額個人負担での治療となる。
特定の治療法しかなければ、その治療があわなきゃ死ぬしかないですよ。
第二ステージのAというパターンのガンにかかっても、治療法がBっていうパターンのものしか使えない。
そしたら、治癒率ががくんと下がるのは、当たり前のことじゃない?

確かに、早期発見早期治療はどんな病気にも必要なこと。
そのために無料検診を利用して受けましょう。
これはとても大事な事だし、否定するつもりはないし、ありがたい制度だとも思う。
でも、どれだけ努力して注意したって、



かかるときゃかかっちまうのが病気っつーもんですよ。



だったら、入り口で数を減らした上で、さらに出口を広げないと本当の意味での対応にならないんじゃないの?
なんでアメリカで有効性を発しているガン治療薬のほとんどが日本では未認可なのか?
なんでアメリカでは10ある選択肢が、日本では1か2しかないのか?
そこらへんはどーなってんのよ?といいたいわけです。
そこの選択肢を広げてくれなきゃ、意味がないでしょ。

誰だって、希望してガンや病気になるわけじゃない。
すっごい気にして、注意して検診も積極的に受けて、それでもなってしまったら?
「無料検診をしてあげるから予防しましょう」だけじゃ、実際ガンになった人に対しては「かかったあんたが悪いでしょ」的な考えでしかないと思うの。

ってな事をつらつらと考えていたら、タイムリーなニュースが。
 → 子宮頸がんワクチン、国内初承認へ

だーかーらー!
方向性が間違ってるってば、厚生省!!
ワクチンを認可する前に、いくらでも認可するべき治療薬があるだろうが!!ヾ(*`Д´*)ノ"

何で日本って予防医療にしか重きを置かないの?
そりゃ、予防すれば100%防げるものなら、いくらでもやればいいよ。
でも、



病気は違うだろっつーの!!



ワクチンって、食品添加物と似てるなぁと最近思います。
「世の中飢えてる国や人はたくさんいる。けど、食べ物を持ち運びできる期間は決まってる。
 だから、防腐剤や防カビ剤、酸化防止剤をたくさん入れて日持ちするようにして、今まで不可能だった土地に食べ物を運んであげましょう。
 ほら、地球上から飢える人たちがいなくなったよ♪ヽ(´▽`)/」
一見とても正しくて、よいことのように思えるけど、防腐剤や防カビ剤、酸化防止剤には免疫力を落としたり発がん性があったり、体に悪い影響を与えることがわかってるのはペットフードでも周知の事実。

確かに飢える人はほとんどいなくなったけど、これらの成分のせいで、がんになる人が増え、病気になる人が増え、子供が生まれにくくなり、生まれてきた子たちもアレルギーで苦しむ人が増えた・・・これって本当の意味で「正しいこと」でしょうかね?

そろそろ考え方と努力の方向性を変えるべき時期なんじゃないかなぁ。
自然の理に反したことで不都合を解消するのではなく、自然の理はそのままで不都合を解消する方向を模索するべきなんじゃないかな。
そのためには、ワクチンじゃなくて、もっと別の方法があると思うんだけどな。

最近の豚インフルワクチン協奏曲前夜的なニュースを見るたびに、空恐ろしくなる今日この頃だったりします。
この冬も、あの「みんなで一斉右向け右」みたいな光景が広がるのかしらねぇ・・・。(苦笑)
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Comment

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陽菜 | 2009/09/02 03:36 PM
HIROYOさん、Wii Fitやっているんだ^^;
ココちゃん、気持ちよさそうやね。

ガンの無料検診って40歳以上ってヤツ?
あら?私、したことないわ。なんでやろ?
とりあえず今年までは会社の婦人科検診で乳がんと
子宮がんが無料で受けれたけど、来年からは自費
だと思っていたんだけどね。

日本のお役人は、自分がそれを(薬の使用の決定)するのが
いやなんだと思う。
誰かが認可してくれたらいいけど、自分がするのはいや。
何かあったときに自分の責任になるのがいや。
そんなこんなの思いがあって、諸外国に比べて薬の認可が
とても遅れていたりするんだろうね。
でもって、その薬が危ないかもしれないって時も、それを言い出すのが
自分はいや。誰かがやってくれないかな?
なんてやっているから、危険な薬の発表が遅れて病気が広がる。

日本人のものの考え方って独特だと思う
HIROYO | 2009/09/02 05:52 PM
陽菜さん>
がん検診、なんか35歳から5年ごとみたいですよ〜。
ただ、受診資格が前年の4月から当年4月までに該当年齢に達した人・・・とか書いてたかな?
だから人によっては1〜2年ずれるみたいです。
ひょっとすると35歳は無料じゃなかったかも?(^^;;

日本人の場合、「自己責任」っていう意識が国民的に薄いとは思いますね。
だから、何かあると役人のせいにされる・・・だから自分で決定するのはいや・・・それはすごく思います、私も。(^^;;
でも、やるべきことをやるべき人がきっちりやってくれなければ、その自己責任を負うための自己判断すらできませんよね。悪循環スパイラル。

先日の薬事法改正のネット販売規制にしても、インフル対応にしても、厚生省が一番役立たず集団だと思う。(−−;;

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