家から駅に向かう途中、小さな雑貨屋さんなんかが入っているビルがあるんだけど、そこの脇がある野良猫一家のおうちになってたんです。
どうもそのビル(上の部分はアパートになってる)に住んでるらしいおばーちゃんがご飯をあげていたらしく、そこに住み着いた猫達は毎年子猫を産んで、春になると小さいのがちょこまかちょこまかしてたんですが。

三年ほど前にカラーポイントの兄弟が三匹生まれたのを最後に、そこでは子猫を見なくなりました。
親猫もどこかに行って、育った子猫達も消え、亡くなったのか縄張りを変えたのか・・・野良猫の世界は厳しいね、と思っていたわけです。

そこに今年の春になって現れたのが、アイタ君・ニケちゃん＆そのママの、3人家族。
久しぶりの子猫の出現にうれしさ半分、この子達も後二ヶ月もすれば子猫を産むんだよね・・・と、心配半分だったんですが、先日こねこさん家に遊びに行った帰り道、道端の側溝にいたニケちゃんと30cmの接近遭遇をした際、なんと。


耳カット確認！！


神戸のボランティアさんは、いろいろ試行錯誤した結果、TNRする猫には耳カットで対応していると、しーちゃんを受け取った時に聞きました。
(なので、しーちゃんも右耳に耳カット受けてます。八二一さんところのはっちゃんもそうですよね)
手術をした証拠に、主にメス中心に耳カットをするようですが(男の子はタマタマ見ればわかるしね。（＾＾；；)、ニケちゃんが耳カットを受けているという事は、他の子達も受けてるんだろうか？

と思っていたら、金曜日に会社の会議(という名の飲み会。(笑))で遅くなった時に、近所の眼科医院の植え込みで猫会議していたアイタ君の耳にもカットの後が！
他の猫達も、全員ではないにしろ、ちらほらとカットを受けている子の姿が見えます。

そっか〜。
ここ数年、子猫の数が激減したのも、喧嘩や発情の声がほとんどしなくなったのも、ボランティアさんがTNRを進めてくれていたからなのね。
ここら辺でボランティアさんや、捕獲作業を見たことがなかったから、てっきりここらの猫は対象になってないのかと思ってた。
努力の成果だったんだな〜。

野良猫が多い割りに猫の糞も見ないし(でも、犬の糞はある・・・。(-公-　))、餌場に食べ残しの餌が残ってるのも一箇所で一回見たきりだし。
ここらへんの猫好きさんは、きちんと地域猫のルールを守って活動されているみたいです。
どなたが活動されているのかは全然知らないけど、地域に住むものとして、猫好きとして、感謝しないとね！
寒さが増してきて、かなりふっくらしてきた野良猫さん達を見るたびに、見知らぬボランティアさん達に心の中で手を合わせている、今日この頃。

ニケちゃんは相変わらずスレンダーでしたが、先日見たアイタ君は、かなりめにふっくらしていましたよ。(笑)
お外で暮らす子には厳しい季節になるけれど、がんばって生きるんだよ〜。