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シャム猫ココシリーズ

2007.09.01 Saturday | BOOKS

うちの「ココ」のお名前をいただいた、この賢くて素敵な猫のお話をまず最初に取り上げなければ嘘でしょう。(^^)
作者はリリアン・ジャクスン・ブラウン。 アメリカの作家です。
新聞記者を経て、作家デビューをしました。
彼女もずっと猫を飼っていて(サイアミーズ)、「ココ」は彼女の猫の名前でもあります。
現在彼女のそばにいる「ココ」は、3代目。
小説の「ココ」のモデルは、ブラウンが「ココ・ザ・グレート」と呼ぶほどとても賢かった 、2代目ココなのだそうです。 ちなみに3代目ココは普通の猫なんだとか。(笑)

そんな「猫バカ」な作者が書くからか、この小説に出てくる猫たちは本当に生き生きしています。 猫を飼っている方であれば「あ〜!わかるわかる!」「そうそう、そうなのよ〜!!」と共感できること間違い無しです。
また、この作者は人間は準主役級の人でも平気で殺しますが、猫だけは不幸にしません。(笑)
そして、この小説をただの「翻訳物」で終わらせていないのは、ひとえに訳者の羽田詩津子さんの素敵な日本語訳によるものだと思います。
もちろんこの方も猫飼いさんです。
アメリカの猫飼いの、日本語の猫飼いによる、世界の猫飼いとミステリファンの為の小説。 (笑)
日本で刊行されているシャム猫ココシリーズは、本家シリーズと刊行順が違います。
これから読んでみようかな、と思う方は、ぜひ、アメリカのシリーズ順で読んでくださいね。


No.1 猫は手がかりを読む
〜THE CAT WHO CLOUD READ BACKWARDS


暗くて辛い生活からようやく抜け出した、ジム・クィララン。
彼は、再び新聞記者として活躍するべく、新聞社デイリーフラクションで美術記者の仕事を始める。
様々な美術家や評論家を取材して回るうちに見えてくる様々な愛憎劇。
そんな中、町の画商がオフィスで殺されるという事件が起きた!

精神的な不安定さからようやく立ち直ったクィルが改めて始めた仕事の中で、ココと運命的な出会いをする、記念すべき第1作。



No.2 猫はソファをかじる
〜THE CAT WHO ATE DANISH MODERN


美術記者の次に、インテリア雑誌の編集に回されたクィル。
なれない分野での取材に四苦八苦している中、またしても事件が!
なんと、取材した家から高価な翡翠がごっそり盗まれた上に、婦人が殺害されてしまったのだ。
元事件記者の好奇心が、事件の真相へせまる。

ココの愛すべきパートナー、ヤムヤムが登場する第2作目。
なんと、ヤムヤムは動物虐待の被害者だったのです・・・。
クィルに助けられたヤムヤムは、フレイアからヤムヤムへ改名、幸せな生活を始めます。(^^)



No.3 猫はスイッチを入れる 
〜THE CAT WHO TUENED ON AND OFF


刺激的な記事を書くためにクィルが選んだのはジャンクタウン。
さぞかしすざましい町と思いきや、意外にもアンティークショップが軒を連ねる町だった。
アンティークが大嫌いなクィルだったが、他にネタもないので仕方なくあるオークションに取材に訪れた。
そこにある曰く付きのアンティークが出陳され、そこからまた殺人事件が起こった・・・。

個人的に大好きなコブ婦人が登場するシリーズ第3作目。




No.4 猫は殺しをかぎつける 
〜THE CAT WHO SAW RED


今度はグルメ記事の担当になったクィララン。
ところが、クィルは健康診断で30ポンドの減量を医師から言い渡されたばかり。
グルメ取材とダイエット、両立するべくがんばるクィルの前に現れたたのは、昔の恋人のジョイだった。
縁あって彼女と彼女の夫の住む、マウス・ハウスに移ったクィルとココ・ヤムヤムだったが、またしても殺人事件に巻き込まれるのだった。

レギュラーキャラになったヒクシーが登場する、シリーズ第4作目。



No.5 猫はブラームスを演奏する 
〜THE CAT WHO PLAYED BRAHMS


北も北、どこからも400マイル離れた町・ピカックスに住むファニーおばさんから、クィラランに招待状が届いた。ファニーおばさんはクィルの母親の親友で、本当のおばさんではないけれど、子供も親戚もいないクィルにとっては唯一の肉親みたいな人。
住んでいたマウス・ハウスが閉鎖される事になったため、クィルはファニーおばさんの誘いに応じて、ココ・ヤムヤムと一緒に、ピカックスへ。
しかし、そこは田舎独特の怪しげな気配と秘密に包まれていた・・・。

クィルの人生が一変する、ココシリーズのターニングポイントと言える一冊!



No.6 猫は郵便配達をする 
〜THE CAT WHO PLAYED POST OFFICE


亡くなったファニーおばさんの莫大な遺産を受け継ぐ事になったクィララン。 ただしその条件は、北も北、どこからも400マイル離れた田舎町・ピカックスに5年間住むことだった。
クィルは住み慣れた都会の喧噪を捨て、ピカックスでココとヤムヤムと生活を始める。
そこで知った、ある女性の失踪事件。
クィルとココが調べ始めたとたん、静かな田舎町でまたしても殺人事件が・・・。

いよいよピカックスの「ミスターQ」が誕生です。
今後のココシリーズの世界の基礎を築く一冊。
最後の最後まで邦訳されていなかった、幻のストーリーでした。



No.7 猫はシェイクスピアを知っている 
〜THE CAT WHO NKEW SHAKESPEARE


ファニーおばさんから莫大な資産を相続したクィララン。
遺産相続の「ピカックスに5年間住む」という条件を実行するため、新聞記者を引退してピカックスへ移り住んだのだが、ココのそぶりが変?
書斎の本棚からシェイクスピアの一冊をはたき起こすのだ。
ココの行動に胸騒ぎを感じたクィル。
案の定その日、クィルの元に事件の知らせが・・・。

コブ婦人の恋がどうなるか・・・がサイドストーリー的に展開。
どうも幸せになれない人っていますよねぇ。(^^;;



No.8 猫は糊をなめる 
〜THE CAT WHO SNIFEED GLUE


クィルとココの住んでいた、クリンゲンショーエン屋敷が燃やされた跡地に、クィルは劇場を作る。
そして、新聞のなかったピカックスに新聞社も作ることに。
しかし、一面を飾るべき記事がないと悩んでいたところ、銀行家夫妻の殺害の知らせが。
警察は物盗りの犯行と断定したが、クィルの口ひげはちくちくと異常を知らせる。
そして、ココは切手の糊をなめるという奇妙な行動を・・・。

ヤムヤムのおトイレ問題勃発。(笑)
採尿の方法まで書かれているところが、リアルでいいですな。



No.9 猫は床下にもぐる 
〜THE CAT WHO WENT UNDERGROUND


一夏をのんびり過ごそうと湖畔のログ・キャビンにやってきたクィル達。
しかし、管理人の怠慢で建物はぼろぼろ。
修理を依頼したところ、法外な修理費をふんだくられることに。
おまけに、建て増しを頼んだ大工が立て続けに行方不明になってしまい、クィララン達はせっかくの休暇にまた奇妙な事件に巻き込まれてしまう・・・。

今回、ポリーはイギリスに研修に行って出てきません♪



No.10 猫は幽霊と話す 
〜THE CAT WHO TALKED TO GHOSTS


クィラランは決して幽霊なんて信じていなかったが、博物館の女性館長となったコブ婦人のおびえようはただごとではなかった。
夜な夜な聞こえる奇妙なうめき声、壁を叩くような音・・・。
心底おびえあがっていたコブ婦人は、その夜心臓発作で急死してしまった!
幽霊探しに乗り出したクィルは、博物館にまつわる血塗られた過去を掘りおこすが・・・。

シリーズ前半から登場していたコブ婦人が亡くなってしまう第10作目。



No.11 猫はペントハウスに住む 
〜THE CAT WHO LIVED HIGH


その日、ピカックスに届いたニュースに全ての人が涙した。
なんと、ピカックスの全ての人々から慕われていた"ミスターQ"事、クィラランが事故で死んだというのだ!
彼は、ピカックスの人々が「南」と呼ぶ都会に住む友人が助けを求めてきたのに応じて、老朽化の為に取り壊されそうになっている高層アパートの買い取りの為の視察に行っていたはずだった。
いったいクィラランの身に何が起こったのか?
また、二ヶ月前美術ディーラーの女性が愛人の画家に殺されたペントハウスで取る、ココの奇妙な行動のわけは?

いきなり主役を殺すか?!と思う出だしの本。
作者は猫は幸せにするけど、人間は準主役級の人でも殺してしまうので、ありえるぞー!と思ってしまった一冊でした。(^^;;



No.12 猫は鳥を見つめる 
〜THE CAT WHO KNEW THE CARDINAL


クィラランは、彼の広大な土地の中にあるりんご貯蔵用納屋を改造して、そこに住む事にした。
内部は屋根が高く、猫達が自由に飛び回れるキャットウォークもある。
しかし、待ちに待った新居での快適な暮らしも長くは続かなかった。
新居を訪れた高校の校長が、中庭で射殺死体で発見されたのだ。
殺された男は高慢で町の嫌われ者だった。
クィルは事件のあった晩にみかけた不審な車の行方を追う−。

こんな家住んでみたい!と思うようなりんご貯蔵納屋ハウスの登場です。
これ以降、冬場以外の時期の舞台となります。



No.13 猫は山をも動かす 
〜THE CAT WHO MOVED A MOUNTAIN


クィラランがファニー・クリンゲンショーエンから莫大な遺産を相続するにあたって出された条件は一つ。
「今後5年間、ピカックスに住むこと」
その5年間が過ぎ、ついにクィラランが遺産を相続することとなった。
彼は今後の身の振り方を考えるため、ココとヤムヤムを連れてある山荘に出かける。
その山荘の所有者は、一年前に殺されていた。
しかし殺人罪で起訴された男性を、殺人を犯すような人物には思えないクィルは真犯人探しに乗り出す。

人生の転機を迎えたクィラランが、ココとヤムヤムと共に土地開発絡みの殺人事件の謎に挑みます。



No.14 猫は留守番をする 
〜THE CAT WHO WASN'T THERE


ポリーに誘われ、ピカックスの16人の住人と共にスコットランド旅行に出かけたクィララン。もちろん、ココとヤムヤムはお留守番。
しかし、平穏な休暇を一転させる事件が起きる。
ツアーのメンバーの一人が、旅先で急死したのだ!
しかも同じ日にメンバーのうちの一人の鞄が盗まれ、バスの運転手が失踪するという事件も起こっていた。
遠く離れた場所にいたココだったが、事件の起こった時間に謎の行動を取っていたため、クィラランは事件に疑問を抱く・・・。

アニマルセラピーでヤムヤムが老人養護施設へ行くという話があります。そういったヴォランティアも進んでいるんですねぇ。



No.15 猫はクロゼットに隠れる 
〜THE CAT WHO WENT INTO THE CLOSET


クィラランは冬を過ごすため、クロゼットが50もある大きな屋敷にココとヤムヤムを連れて移り住んだ。
元りんご貯蔵庫屋敷では、冬は雪に埋もれてしまうからだ。
ところが、屋敷を所有する老婦人がカリフォルニアで自殺したという知らせが飛び込んできた。
いつも快活で人生を楽しんでいた彼女がなぜ自殺を?
折しもムース群では農夫の失踪事件が起きた直後で、クィルは二つの事件の謎を探ることになる。

レギュラーキャラ、シーリア・ロビンソン夫人が登場です。



No.16 猫は島へ渡る 
〜THE CAT WHO CAME TO BREAKFAST


急速にリゾート化が進む島、朝食島。
友人のバンバ夫妻がこの島にホテル「ドミノ・イン」を開いたと聞き、ココとヤムヤムを連れて島を訪れたクィル。
数週間前から島では、一番大きなホテルで男性の溺死体が発見されたり、集団食中毒が起きたりと、不審な事件が相次いでいた。
これらは本当に事故なのか?リゾート化に対して島民の強い反感がある事実を知り、クィルは調査を始める。

レギュラーキャラ、エリザベス登場です。



No.17 猫は汽笛を鳴らす 
〜THE CAT WHO BLEW THE WHISTLE


ムース群の融資が出資し、古い蒸気機関車を再び走らせる事になった。しかし、すぐに企画がとん挫するような事件が起こる。
発案者トレヴェリアンの会社が手入れを受けて営業停止になった上に、トレヴェリアンが秘書と共に失踪してしまったのだ。
突然の手入れに疑問を抱いたクィルは、ココと共に調査にのりだす。

ムース群の歴史と、おじいちゃま達の青春。
ほろ苦いラストが印象的なストーリーです。



No.18 猫はチーズをねだる 
〜THE CAT WHO SAID CHEESE


食べ物に関する大規模な祭典がピカックスで行われる事になった。
ピカックスには新しいレストランやチーズのお店が次々に開店し、ココもすっかりチーズ好きに。
同じ頃、ピカックスのホテルに黒ずくめの服装をした謎の女性が宿泊しているという噂が流れ、数日後その女性の止まっていた部屋で爆発事件が起こった。
しかし、謎の女性は直前に姿を消していた。
クィルは彼女の行方を追うが−?

たくさんの種類のチーズの説明が出てきますよ。
私はチーズ食べられないのでほとんどわからなかったのですが・・・。



No.19 猫は泥棒を追いかける 
〜THE CAT WHO TAILED A THIEF


クリスマス間近のピカックスで、強盗事件が相次いだ。
同じ頃、カーマイケルの妻のいとこで、ピカックス再開発に熱心だった修復コンサルタントが現れて、町は大騒ぎに。
しかし、カーマイケルが出張先で何者かに射殺されたという知らせが届いた。
折しも盗難事件の容疑者としてクィラランの知り合いの青年が逮捕される。
クィルは真犯人を捜すべく調査に乗り出すが−。

ココとウェザビー・グッドが大活躍!



No.20 猫は鳥と歌う 
〜THE CAT WHO SANG FOR THE BIRDS


クィラランのりんご貯蔵庫屋敷の近くに、アートセンターが完成した。
開館直後、クィラランがココを連れてセンターを訪れると、複数の絵画が盗まれている事が判明した。さらに、センターの前に住む風変わりな老婦人・コギン婦人の農場が火事になり、焼け跡から彼女の焼死体が発見される。
火事の直前、彼女が土地を売って大金を手にしていたと知ったクィルは、絵画の盗難事件と不審な火事の関連を探る。

今回の話の中で、もう一つの話題になっているのが「大人のつづり字コンテスト」
これはアメリカならではのイベントという感じがします。



No.21 猫は流れ星を見る 
〜THE CAT WHO SAW STARS


すでに恒例となりつつある夏休みの別荘暮らし。
今年もクィラランは、ココ・ヤムヤムと一緒にムースヴィルの別荘へやってきた。
独立祭パレードを前に、折しも静かな村はバックパッカーがUFOに拉致された言う奇妙なクセで持ちきりだった。
やがて湖から失踪した旅行社の死体があがる。
早速クィラランはココと共に調査に乗り出すが・・・。

ラスト、常人では考えられないココの能力はひげが60本あるせいじゃなく、実は・・・?!というお話。(笑)



No.22 猫はコインを貯める 
〜THE CAT WHO ROBBED A BANK


昨年爆破されてしまった古いホテルが、新装オープンした。
そこのスイートルームに泊まった謎の宝石商が殺され、宝石とそアシスタントが行方不明に!
早速調査に乗り出すクィルだったが、犯人の手がかりは全くつかめない。そんな中、ココはクィラランの貯金箱からコインを盗み出して得意顔?
ココのこの行動は事件のヒントなのか?
それとも単なる猫の気まぐれ?

新装開店したホテルは「マッキントッシュ・イン」という名前に。
そしてそこの支配人として赴任してきた、バリー・モーガンが登場です。
彼の口癖、英語でなんと行っているのかが知りたくて、この本は英語版も購入しました。(笑)



No.23 猫は火事場にかけつける 
〜THE CAT WHO SMELLED A RAT


10月末、干ばつに襲われたムース群では火事が相次ぎ、人々は冬を呼ぶ三日続く大雪「ビック・ワン」を待ちわびていた。 しかし、ビック・ワンがなかなか来ないため、ムース群の人々はヴォランティア団体を結成して火災監視にあたることに。
そんな中、ココが鼻をひくつかせた夜に、古本屋が爆発を起こした!
さらに、ココがクィルに異変を知らせた夜、ヴォランティアの一人が殺された。
ココの鼻がかぎつけた、火事の真相とは・・・?

私の大好きな古本屋、エディントン・スミスが亡くなってしまいました・・・。 新たな住民、セオとミスティ・モーガン夫妻が登場。



No.24 猫は川辺で首をかしげる 
〜THE CAT WHO WENT UP THE CHEEK


クィルの親しい友人であるバンパ夫妻が、ブラック・クリークで宿屋を始めた。クィルはココ・ヤムヤムと共に陣中見舞いに訪れるが、宿屋になっている建物が地元では幽霊屋敷としておそれられているという噂を耳にする。
興味を持ったクィルが調査を始めたとたん、宿に泊まっていた男が川で死んでいるのが発見され、宿泊客達に容疑がかけられるが・・・?

ま〜たバンパ夫妻ですかぁ?って感じの新刊です。なんか、ネタに詰まるとこの夫婦が引っ張り出されて来るような気がするのは気のせい?(笑)
しかも、たいてい悪い結果になるし。気の毒な夫婦。(^^;;
今回のストーリーはあまり面白くなかったかな・・・ちょっとマンネリ気味。む〜ん。



No.25 猫は銀幕にデビューする 
〜THE CAT WHO BROUGHT DOWN THE HOESE


ハリウッドで成功した女性、セルマ・サッカレーがムース群に引っ越してくることになった。
彼女は元々ピカックスの育ちで、晩年をすごすためにこのピカックスへ越してきたのだった。
彼女はずっと倉庫として使われていたオペラハウスを会員制の映画館にしたり、精力的に活動を始める。
・・・が、彼女の周りではペット誘拐事件など不思議な事件が相次ぎ、さらに、数年前に事故で亡くなったセルマの弟が実は殺害されたのではないかとの疑惑が浮かぶ。
ココはしきりにある本を本棚からはたき落とすが、その行動の意味するところは・・・?

前作よりもミステリ的要素は若干増えていますが、ミステリの部分だけを切り離すと約30Pほどの本になるでしょう。(笑)
残りはピカックスの春と、猫の里親捜し企画「キット・キャット・レビュー」をお楽しみください・・・。
何冊かココシリーズを読んで、ココワールドにはまってから読むことをお薦めします。(^^;;




No.26 猫は七面鳥とおしゃべりする  
〜THE CAT WHO TALKED TURKEY〜


もうすぐ設立150周年を迎えるピカックス。
クィルは相変わらずの平穏な毎日を過ごしていたが、ある日森で三羽の怪鳥を発見する。
おまけにココがドラゴンのような世にもおそろしい唸り声を。
それからまもなく男性の死体が発見され・・・。








No.27 猫はバナナの皮をむく  
〜THE CAT WHO WENT BANANAS〜


体重の増えたクィルは、しぶしぶバナナ・ダイエットを刊行中。
しかもポリーが、新しく街にやってきた男に興味津々で、さらに面白くない。
そんなおり、ココはバナナの皮を集めて人を転がそうとし始める。
まもなく書店から貴重な古本が盗まれ、さらなる大事件が・・・!







No.28 猫は爆弾を落とす  
〜THE CAT WHO DROPPED A BOMBSHELL〜


町が誕生して150年を迎えるピカックスに、一人の青年がやってきた。
クィルは新しい人間に興味津々。早速住んでいるりんご貯蔵納屋屋敷の見学に誘うのだが、なんとココが訪ねて来た青年にダイブして体当たりを喰らわせた!
やがて、町では死亡事故や、青年の親族が不審な病に倒れるなどの不穏な出来事が次々と発生する。
ココは体当たりで何を告げようとしたのか・・・?





No.29 猫はひげを自慢する  
〜THE CAT WHO HAD 60 WHISKERS〜


大量の古本を買い取って、本好きなクィルは大喜び。
ところが、ココは本よりも本の入っていたダンボールが気になる様子・・・。
気になったクィルがダンボールの出所を探り始めた時、ココが例の「死の彷徨」を!
蜂に刺されて亡くなった女性と、このダンボールの関係は?
シリーズの大転機を迎える第29作!

いや〜。個人的に大嫌いだったポリーが・・・。
ネタバレになるから言いませんが、彼女のおかげでシリーズが転機を迎えます。
私的には大歓迎♪ほほほっ。




<番外編> シャム猫ココの調査報告 
シャロン・A・フィースター著

この著者の人も、大変な「シャム猫ココ」シリーズのファンらしいです。
シリーズを読んでいくうちに、これをまとめたら・・・と思って書いた本、だったかな〜?
でも正直言ってこれ、あまり面白くないんですよね。(^^;;
公式ガイドブックって言う程のものでもないような。
興味があれば買ってみてください。(笑)





猫は14の謎をもつ 
リリアン・J・ブラウン著

リリアン・J・ブラウン唯一の短編集です。
もちろん、全編猫が出てきますよ。(^^)
中には、シャム猫ココシリーズの番外編といった小説も。
この小説の中で、唯一猫が死ぬ話が出てきます。
著者自身が初めて飼ったシャム猫が二歳の時、アパートから墜落して死んでしまった、その悲しみを癒すために書いた話なのだそうです。





猫は日記をつける  
リリアン・J・ブラウン著

シャム猫ココシリーズの言ってみれば、「スピンオフ」作品です。
裏の著者は、ミスターQですね。(笑)
ぶっちゃけ、シリーズ読んでないと面白くないと思います。(^^;
こちらもココシリーズにはまってから読むことをお勧めします。
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