2003/11/17

今日、初めて本で読んで知ってびっくりしたのですが、日本って猫に断尾する風習があったんですって!!
断尾と言えば、犬は有名ですよね。
ウェルシュコーギーペンブロークなんかの猟犬は、しっぽがお仕事の邪魔になるからと断尾する風習が昔からあるのは知っているのですが、まさか猫にもあったとは!

一説には、猫の断尾を繰り返したので、日本猫はしっぽが短くなったなんて説もあるそうで。(でもこれは、断尾したからと言って短尾遺伝子になるわけではないので、今では否定されているそうですけど)

でもねー。
この断尾の理由を聞くと、う〜んこれは日本独特かも・・・と思ってしまいますよ。
その理由とは。
しっぽが二股になるのを防ぐため
あほかい!!(笑)

まぁ、これを「愛猫が長生きしても化け物にならないように」という愛情ととるか、「化け物は怖いから先手を打っておこう」という臆病と取るかは微妙なところだけど。(^^;;

ちなみにこれは江戸時代以降の風習で、それ以前にはなかったらしいですよ。
確かに、平安時代の絵巻物とかみると、猫のしっぽは長いものね。
確かその頃の猫は、中国から輸入されていたんじゃなかったっけな〜。
源氏物語でも、時の帝が猫好きで、御殿で何匹もなっていた、なんて記述が出てくるところもあったりして、猫は高貴な方の飼うペットという位置づけだったから、余計に断尾なんて風習はなかったろうし。

にしてもこの風習、いつ頃廃れたんでしょうね?
いやあ、びっくりびっくり。(笑)
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