まず、第一候補はゴーヤ。
ゴーヤは、植物性インシュリンが含まれているため、糖尿病予備軍の人なんかにもいいそうです。
(糖尿病の治療で使う動物性インシュリンは、一度体外から注射等で入れてしまうと、体が「もう作らなくてもいいや〜」とインシュリン生成をやめてしまうのに対し、植物性インシュリンはそれがないんだとか。普通のゴーヤでは動物性インシュリンの代わりになるほどのインシュリンは含まれていませんが、遺伝子操作かなにかでインシュリンを強化したゴーヤを使ったサプリなんかもありました)
ただ、青物である事は大麦若葉と変わりないので、レーナさんが拒否る可能性はかなり高い。(^^;;
そこで、市販の冷凍生肉フードは何入れてんだろな〜?とチェックしてみたところ、昆布パウダーを使ってるフードを発見。
なるほどね〜。
海産物ならカリウムもたくさん含まれてるし、ミネラル分も補給できるよね、とさらに調べてみたら、昆布パウダーって結構いろいろ出てるんですね。
これは良さそうかも♪香りもいいし、レーナさんも気に入る可能性高いな〜と、いくつか商品をピックアップして買う準備に入っていたところ、たまたまケルプパウダーがヒットしてきたんです。
私、
ケルプが海草って初めて知りました。(爆)
いや、なんとなく草系かなぁ・・・と、漠然と・・・。
(良く考えたら、それはパルプ。orz)
で、ケルプって確か、あまり不用意に猫に与えないほうが良いって書いてた獣医さんがいたよなぁ・・・確か、海外の獣医さんで・・・誰だっけなぁ・・・と、昔の記憶を引っ張り出してきたら、ありました。
うちで作ってる
手作りインスティンクツのレシピを公開している、リザ先生が書いてたんでした。
以下、抜粋。
Kelp - You will see recipes on the internet that use kelp. Kelp is very high in iodine and the thyroid gland is very sensitive to iodine levels that are either too low or too high. Given the fact that hyperthyroidism is very common in the cat, I do not want to add too much additional iodine to the diet. Chicken meat (no bones) tends to be low in iodine but this does not take into account that we are feeding bones with this recipe. Unfortunately, I have been unable to find iodine levels in whole carcass chicken or in chicken bones. For that reason, I am adding in a small amount of iodine to this diet in the form of Lite salt (iodized) if chicken parts are used. This is because the thyroid gland of the chicken will not be present. The thyroid gland is a natural source of iodine.
**If using whole carcass rabbit, I suggest calling your supplier and asking if the thyroid gland is included. If it is, I would not add the iodized lite salt. Be sure to use all of the blood that comes with any ground food since blood contains valuable nutrients.
簡単に要約すると、「ケルプはヨウ素をとても多く含んでいるので、甲状腺機能亢進症になりやすい猫に与えるには要注意」ってところでしょうか。(略しすぎ?(笑))
甲状腺機能亢進症に関しては、先日血液検査をした際にも獣医さんに「猫はなりやすいから、シニアになる子には注意して」といわれたばかり。
というのも、ルジさんが他の子のご飯を横取りするほど食欲があるのに、最近痩せてきているから。
まぁ、体重が減ったのはレメディ治療以後なので、代謝がよくなったんだろうとは思っているんだけど、6歳以降の猫(10歳以降は特に)は甲状腺機能亢進症は要注意だそうな。
ちなみに、症状としては
・すごい食欲なのに、痩せる
・年取ってるのに、異常に活発になる。(避妊・去勢しているのに発情したりするそうな)
・大量の糞便
・多飲・多尿
等があるそうで、血液検査には肝臓値、腎臓値、血糖値などに影響が出ることがあり、そのせいで他の病気(腎臓値+多飲・多尿で腎臓病、血糖値+多飲・多尿で糖尿病など)に間違われることも多いとか。
うちは、「体重が減った」以外、特に症状もないし、血液検査の結果にも問題ないので様子を見ましょうになったんだけど、「多すぎるヨウ素摂取は要注意」と書かれちゃ、いただけない。
多すぎても少なすぎてもダメみたいなことも書かれてるけど、ヨウ素に関してはどれくらいの量がベストなのかって基準値ってあったっけ〜?(-公- )
いろいろ考えているうちにだんだん怖くなってきたので、ひとまず昆布パウダーは保留。
で、リザ先生のこのケルプの件で昔の記憶を引っ張って来たためか、なんか思い出しそうになったんですよ。
確か、もっと身近な食材で、カリウムが豊富で、さらに高脂血によい食材があったはず・・・緑でない野菜だったような・・・そんでもって、ネットで取り寄せしなくてもいつでもどこでも手に入れられるものだったような・・・。
なんだったっけなぁ????
と、カリウムを豊富に含む野菜を検索してみたところ、思い出しました。
トマトだ!!(゚Д゚)!
そうそう、カリウムが豊富で、ビタミンB6が豊富なので高脂血によいのよね。
クエン酸なんかも含んでて血栓を防ぐ効果もあるし、水溶性食物繊維のペクチンも含んでいるので、整腸作用もある。
リコピンは抗酸化作用もあるし。
おまけにトマトは、うちの子達大好きじゃないか!(笑)
(特にココ助は、水の変わりにトマトジュース出しておいたら、適時飲むんじゃないかと思うくらいの、味覚イタリア〜ンな猫だったり。(笑))
生のトマトは体を冷やすので、濃縮還元のジュースかパウダーがいいのよね。
(もちろん、ジュースは無塩で)
であれば、トマトスープ作ってご飯にかければいいのか。
今、ココ助のレメディ治療中で、ご飯には水ポを混ぜてあげてるんだけど、それは良く考えたら1日2回は必要なかったんだよな。(^^;;
だったら、水ポは朝のみにして、夜はトマトスープにしてあげればいっか。
ってなわけで、早速セロリとはたけしめじを買って来て、休みの日に作ったささみのゆで汁でくたくたになるまで煮た後、フードプロセッサーで形が見えなくなるまで粉砕。
その後、トマトジュースを二缶入れてさらに煮て、ついでにレトルトのお粥も入れて、トマトスープリゾット風を作ってみました。
で、いつものインスティンクツにかけてご提供したところ、しるこず大興奮。(笑)
ま、この三人はトマト大好きっ子だからな。
で、レーナさんはというと、大興奮とまでは行かないものの、大麦若葉ご飯よりは全然いいって感じ。(^^;;
食いつきは上々♪
ってなわけで、しばらくは1日1食トマトスープご飯で行こうかと思います。
次回の血液検査でどれくらい結果が変わってくるか。
サンプルは、ルジとココかなぁ?
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