2005/06/12
2005.06.12 Sunday
ままるねこさんのサイト、「猫のIBD」の中に、IBD猫の為の生肉食糧法のレシピサイトへのリンクがあります。
ここを読んでて、市販のインスティンクツの内容を見たら、ほとんど一緒・・・って事は、自分でインスティンクツは作れるのね〜と思い、早速材料をそろえて作ってみました。
作ってみたのはこちらの、リザ先生のレシピ。
ここを読んでて、市販のインスティンクツの内容を見たら、ほとんど一緒・・・って事は、自分でインスティンクツは作れるのね〜と思い、早速材料をそろえて作ってみました。
作ってみたのはこちらの、リザ先生のレシピ。
まず、2.5lb=1113gの肉と、3〜4oz=85g〜113gのレバーを用意します。
そこに、卵黄2個。
卵白をくわえる時は、必ず火を通します。
生であげちゃダメ。(注1)
そして、サプリメントを追加。
サプリメントは、
1.タウリン 2000mg
2.ビタミンB複合サプリ 50mg
3.ビタミンE 400IU
4.サイリウムハスクパウダー ティースプーン4杯分
5.サーモンオイル 2000mg=2g
そこに、お水を250cc。どばどばっと入れちゃう。
お水を入れた時点でどうなることか心配になりますが(笑)、これを一気に混ぜるとちゃんとちょっとゆるめのハンバーグのタネみたくなるんですね。
これを、一食分(もしくは2食分ずつ)小分けにして冷凍しておけば、できあがり。
こいつが思っていた以上にとんでもなく好評な我が家。(^^;;
3にゃんとも息もつかずに即完食。
つーか、作ってる最中からとんでもない状況に陥りました。
何が彼らの食欲をそんなにそそるのか・・・人間のワタクシにはわかりません。(^^;;
ざっくり栄養素計算表で計算してみたら、こんな結果が出ました。
まず、タンパク質は約60%。
理想と言われているねずみの組成よりも、超えますねぇ。
ビタミン系は全てAAFCOクリアです。
ただし、ビタミンDだけが不足します。
その他だと、手作り食でも不足しがちな、鉄・亜鉛・銅・マンガンもかなり不足します。
これらがどういう影響をもたらすか?ですね。
うちはこれを見越して卵にビタミンDと鉄分を強化した物を使用しました。
鶏肉であれば、とり農園さんでいろんな種類の鶏肉が売っているので、組み合わせでどうにかなりそうです。
でも、骨入りミンチを使うと今度はリンの値が高くなっちゃうんですねぇ・・・難しいなぁ。
ちなみにウサギ肉で作ると、上記ミネラルの他にビタミンKが不足。
ラム肉だと亜鉛クリアだけど、鉄・銅・マンガン・ビタミンD・ビタミンが不足。
牛肉(赤身)と馬肉、マトンは優秀で、銅とマンガン、ビタミンDの不足のみ。
七面鳥は鳥とほぼ同じになります。
ま、いずれにしても同じ種類の肉を使い続けると、その肉に対してのアレルギー症状を起こす可能性が高くなるので、要注意です。
常食にする場合は、複数種類の肉を使って作り、ローテーションさせる事をお薦めします。
マトンやラムは低タンパク低リン、赤身の馬肉や牛肉は高たんぱく標準リン、鶏肉系はタンパク質もリンも標準程度より若干超える感じですが、骨入りミンチを使用した場合は高リンになるので注意か必要かも。
それでも一時的非常食としては優秀な方だと思います。
例えば・・・。
結石の初期症状の時の療法食代わりに。(注2)
ダイエットさせたい猫のダイエット食に。(注3)
手作り食をしている子の、非常食に。
などなど。
使いようでとても便利です。(^^)
しかし、買いそろえたサプリメント、100回分くらいありそう。(苦笑)
もし興味ある方いらっしゃいましたら、1回分もしくは2回分のサプリメントおわけしますので、メールくださいませ。m(_ _)m
ちなみに給餌量ですが、インスティンクツが「標準的な猫で一日100g」なので、だいたい体重2kgにつき一日50g計算でいいのではないかなぁ?と思います。
後は、年齢や運動量に応じて調整すればいいでしょう。
うちは、3にゃん1食190gで調整中です。
(注1)
卵黄は生で与えてもかまいませんが、卵白は加熱して与えます。
卵白の持つアビジンという成分が、ビタミンB群のひとつであるビオチンの吸収を阻害し、ビオチン欠乏症になるおそれがあるからです。
白身だけでスクランブルエッグにしたり(油は使わないように。どうしても必要な場合は、オリーブオイルかごま油などをお薦めします)、ポーチドエッグにするといいと思います。
(ポーチドエッグは、フライパンにお水を張り、底に泡が出るくらいになったら白身を入れ1分〜1分半放置。その後、火から下ろして10分放置すると、簡単にできますよ)
(注2)
結石は尿PHを下げることによって改善できます。
(注:ストルバイト結石の場合です)
猫の場合、生肉の摂取により尿が酸性に傾き、結石を改善できる可能性があるので、この食事も有効だと思われます。
このレシピを鶏肉で作った場合、マグネシウムは0.06%程度となるので、マグネシウム含有量も問題ありません。
(注3)
猫のダイエットをさせるのに、生肉食は我が家でも私のお友達のところでも成果が出ています。
市販のダイエット用ペットフードは穀類の多くすることでカロリーを減らしています。
カロリーが減ることで一時的に体重が減る場合もありますが、基本的に猫は炭水化物の代謝が苦手な体の作りになっているため、逆に体を痛めつける事にもなりかねません。
(後、炭水化物は逆に脂肪としてためこむ傾向が強いようです)
生肉食でダイエットが出来るのは、
1.肉は炭水化物と違ってカロリーが高いが、その分消費も早いため体にため込まない
2.アミノ酸の関係
ではないかなぁ、というのは私の推測ですが。(^^;;
そこに、卵黄2個。
卵白をくわえる時は、必ず火を通します。
生であげちゃダメ。(注1)
そして、サプリメントを追加。
サプリメントは、
1.タウリン 2000mg
2.ビタミンB複合サプリ 50mg
3.ビタミンE 400IU
4.サイリウムハスクパウダー ティースプーン4杯分
5.サーモンオイル 2000mg=2g
そこに、お水を250cc。どばどばっと入れちゃう。
お水を入れた時点でどうなることか心配になりますが(笑)、これを一気に混ぜるとちゃんとちょっとゆるめのハンバーグのタネみたくなるんですね。
これを、一食分(もしくは2食分ずつ)小分けにして冷凍しておけば、できあがり。
こいつが思っていた以上にとんでもなく好評な我が家。(^^;;
3にゃんとも息もつかずに即完食。
つーか、作ってる最中からとんでもない状況に陥りました。
何が彼らの食欲をそんなにそそるのか・・・人間のワタクシにはわかりません。(^^;;
ざっくり栄養素計算表で計算してみたら、こんな結果が出ました。
まず、タンパク質は約60%。
理想と言われているねずみの組成よりも、超えますねぇ。
ビタミン系は全てAAFCOクリアです。
ただし、ビタミンDだけが不足します。
その他だと、手作り食でも不足しがちな、鉄・亜鉛・銅・マンガンもかなり不足します。
これらがどういう影響をもたらすか?ですね。
うちはこれを見越して卵にビタミンDと鉄分を強化した物を使用しました。
鶏肉であれば、とり農園さんでいろんな種類の鶏肉が売っているので、組み合わせでどうにかなりそうです。
でも、骨入りミンチを使うと今度はリンの値が高くなっちゃうんですねぇ・・・難しいなぁ。
ちなみにウサギ肉で作ると、上記ミネラルの他にビタミンKが不足。
ラム肉だと亜鉛クリアだけど、鉄・銅・マンガン・ビタミンD・ビタミンが不足。
牛肉(赤身)と馬肉、マトンは優秀で、銅とマンガン、ビタミンDの不足のみ。
七面鳥は鳥とほぼ同じになります。
ま、いずれにしても同じ種類の肉を使い続けると、その肉に対してのアレルギー症状を起こす可能性が高くなるので、要注意です。
常食にする場合は、複数種類の肉を使って作り、ローテーションさせる事をお薦めします。
マトンやラムは低タンパク低リン、赤身の馬肉や牛肉は高たんぱく標準リン、鶏肉系はタンパク質もリンも標準程度より若干超える感じですが、骨入りミンチを使用した場合は高リンになるので注意か必要かも。
それでも一時的非常食としては優秀な方だと思います。
例えば・・・。
結石の初期症状の時の療法食代わりに。(注2)
ダイエットさせたい猫のダイエット食に。(注3)
手作り食をしている子の、非常食に。
などなど。
使いようでとても便利です。(^^)
しかし、買いそろえたサプリメント、100回分くらいありそう。(苦笑)
もし興味ある方いらっしゃいましたら、1回分もしくは2回分のサプリメントおわけしますので、メールくださいませ。m(_ _)m
ちなみに給餌量ですが、インスティンクツが「標準的な猫で一日100g」なので、だいたい体重2kgにつき一日50g計算でいいのではないかなぁ?と思います。
後は、年齢や運動量に応じて調整すればいいでしょう。
うちは、3にゃん1食190gで調整中です。
(注1)
卵黄は生で与えてもかまいませんが、卵白は加熱して与えます。
卵白の持つアビジンという成分が、ビタミンB群のひとつであるビオチンの吸収を阻害し、ビオチン欠乏症になるおそれがあるからです。
白身だけでスクランブルエッグにしたり(油は使わないように。どうしても必要な場合は、オリーブオイルかごま油などをお薦めします)、ポーチドエッグにするといいと思います。
(ポーチドエッグは、フライパンにお水を張り、底に泡が出るくらいになったら白身を入れ1分〜1分半放置。その後、火から下ろして10分放置すると、簡単にできますよ)
(注2)
結石は尿PHを下げることによって改善できます。
(注:ストルバイト結石の場合です)
猫の場合、生肉の摂取により尿が酸性に傾き、結石を改善できる可能性があるので、この食事も有効だと思われます。
このレシピを鶏肉で作った場合、マグネシウムは0.06%程度となるので、マグネシウム含有量も問題ありません。
(注3)
猫のダイエットをさせるのに、生肉食は我が家でも私のお友達のところでも成果が出ています。
市販のダイエット用ペットフードは穀類の多くすることでカロリーを減らしています。
カロリーが減ることで一時的に体重が減る場合もありますが、基本的に猫は炭水化物の代謝が苦手な体の作りになっているため、逆に体を痛めつける事にもなりかねません。
(後、炭水化物は逆に脂肪としてためこむ傾向が強いようです)
生肉食でダイエットが出来るのは、
1.肉は炭水化物と違ってカロリーが高いが、その分消費も早いため体にため込まない
2.アミノ酸の関係
ではないかなぁ、というのは私の推測ですが。(^^;;
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