何が面白いって、それぞれのキャラクターが立ってて、いいんですよ、これが！（笑）
主役から脇役に至るまで、個性的でない人は一人もいないって感じ。
それに、ラテン系なので、役者がそれぞれ濃い！！
アルマンドなんか、もろラテン系ヒロミ・ゴーって感じ。（笑）
美人の基準が若干日本とズレてたりするのも、また面白い。（＾＾；；

でも、会社内の権力争いなんかの中で、ドラマが進むにつれ、プレイボーイ・アルマンドがベティへの本当の愛に目覚めていく過程や、二人がすれ違って離れていってしまう様なんかのストーリー展開がすごく自然で、きちんと「メロドラマ」の部分も押さえてます。

第三部、「愛・終曲編」では、いけてない女ベティが、アルマンドから離れて自分を見直し、自分改革をしていくストーリーです。
これがまたいいんですよ！
明るい太陽、綺麗な海、すばらしい自然に囲まれたカルタヘナに舞台を移し、自分たちも傷ついた経験のある優しい人達に囲まれて、少しずつベティが傷ついた心を癒し、卑屈で不細工なベティから脱皮していく姿に、とっても共感が持てます。
最終的にベティがどんな変身を遂げて、アルマンド達とどんな再会を果たすのか、アルマンドとの恋はどうなるのか、最終回までがすごい楽しみ♪

でもね、このドラマ、ただ「外見が綺麗になればいい」って話ではなく、内面から綺麗になろうってストーリーになってるんですよ。
後、「変わりたいと自分が本気で思ったら、人間は変われる」っていう。
「体の中から悪い気を出すのよ！」とか、かなり東洋思想的な部分も入ってたりして。

ちなみに、あまりに人気があったため、アメリカでのリメイクが決定しているとか。
アメリカでやるとなると、あのラテン系の明るさはどうなっちゃうのかな〜？という感じもしないでもないですが、日本でリメイク版作っても十分いけそうな気もします。（笑）
最初このドラマを見た時、「よくここまで不細工な女優がいたもんだなぁ。（＾＾；；」と思ったんだけど、実はこのベティ役をやっている女優さん、元モデルで素顔はゲロ美人。（笑）
最終的にベティがどこまで美人になるのか、楽しみです。