2007/01/06

今日はホメオパシー医療をやっている動物病院の予約の日。
レーナさんの背中の過敏症(ちょっとなでられただけでも、びくー!!っと嫌がる)が心配で取った予約だったのに、気が付いたらレーナさん、全く平気の平左になっていました。orz
いや、あんた。
それ平気になっちゃったら、予約取った意味がなくなっちゃうんだけども・・・。
それでも、背中の瘤はそのままなので、それが何かだけでも確認しに行くか〜と、レーナさんをさくっと捕獲し、キャリーに入れて病院へGO!
もともとホメオパシー相談ということだったので、病院についてから診察室に入り、レーナさんを診察台の上に乗せて、レーナさんの今までの経緯を説明。
その後、そもそも相談したかった過敏症とも思えるような反応はなくなった事なんかを説明して、ホメオパシーが必要な状態なのかを聞いてみたところ、先生曰く「それは仕方ないわね〜。そういう状況で育ったのなら、野良猫というよりも、山猫に近いから」
や、山猫っすか。(^^;;

野良猫の場合、親猫から「人間は怖いのよっ」と教えられたりして、人間になつかないという事はあるけれど、それでも日々の生活の中で人間となんらかの関わりがあるので、「人間という生き物がいる」という事や、その人間はおいしいものをくれる、とか、食べられるものを置いて行く、という事を自然と認識するんだそうな。
でも、レーナさんのように、一戸建てに閉じ込められ外界と遮断された環境で、さらに元飼い主が常に飼育放棄状態だと、人間という生き物そのものをほとんど認識せずに育ってきた可能性が高いため、まず「人間という生き物がいる」という事から学んで行かなきゃいけないので、その分時間がかかるのよ、と。

ふふ〜ん、なるほどねぇ。
しーちゃんは元野良さんで、やっぱり最初は私を怖がってたけど、レーナさんほどなれるのに時間はかからなかったので不思議に思ってたんだけど、外猫と山猫の違いといわれるとその違いも納得できる。
ま、時間がかかる分には最初から想定していた事だし、そもそもレーナさんごろ猫計画は二年計画だしな。
現状、そういう逃げ回る状態がレーナさんの負担になっているようであれば、それをホメで改善できればと思ったんだけど、先生が観察したところによると、

1.最初はびくついていたものの、順応も早い
2.慣れると外からの音や、診察台の下の世界にきちんと興味を持っている
3.私とアイコンタクトも取れる

事から、現状なんらかの精神的異常や反応不全なんかは見られないとの事。
それどころか、そういう状況からレスキューされた子だって説明されなかったら、普通の子と思うくらい普通だよ、と。
まずは一安心。(^o^)

そこで、気になっていた背中の下の方の瘤は大丈夫か聞いてみたところ、先生さっくりと一言、
「あ、それね、骨盤」

・・・・・・。はいぃ?!Σ( ̄ロ ̄lll)

え?この瘤、骨盤ですか?!

実はレーナさん、すでに体重は3kgに乗っているものの、背中に全然お肉がついていなく、背骨が一個ずつなでるだけで触診できちゃう状態なんだとか。
そのため、人間で言うところの骨盤の骨がぼこぼこっと瘤状に出てきているんだそうです。
え〜っと、骨盤って事はここはお尻付近って事・・・なんで触られるの嫌がるんでしょ?うちの子はみんな嫌がらないし、本とかにもここはツボってありますけど・・・?と聞いたところ、

「お尻付近は敏感なところだから、信頼している人間にしか触らせないわよ〜。私達も患畜さんにうかつに触ると怒られるし。マッサージの本とかは、信頼関係があることを前提に書かれてるからね」

そうなんだ!Σ( ̄ロ ̄lll)

っていうことは、ここ触られても大丈夫になってきたって事は、レーナさん私を信頼してくれるようになったってことなんだ!(喜)

ちなみに、レーナさんのMAX体重を聞いてみたところ、3.5kgじゃちょっと多いので、3.3kgくらいかな、背中にお肉がもっと付いて、じっくり触診しないと背骨や骨盤がわからないくらいがベスト、との事でした。

しかし、生後1年弱で2kgちょいしかなかったレーナさん。
近親交配の子でもあるし、一年も栄養不良の状態が続けば、せいぜいがところ3kgがMAXだろうと思っていたのに、3.5kgまで大丈夫そうですか。
そういえば、しーちゃんも生後半年以上の状態で、同じく栄養不良で体重は1.8kgしかなくて、最初に検診を受けた病院でもかかりつけの猫クリニックでも「大きくなってもせいぜい2.5kgどまりだろうね〜」と言われたのに、いまや3.5kgを超え、もうちょっとお肉をつけても全然大丈夫な状態。
るっここずは最初、フードと療法食で育てて必要以上に太らせて、ダイエットにえらい苦労したのに、うちに来てすぐに手作り食で育てたしーちゃんとレーナさんは、思った以上に体重が乗っているのに痩せ型で太らない。
これは、食事によって体が筋肉質になり、無駄な肉が付いてないってことなんでしょうねぇ。

フードではあれだけ即効ぶよぶよに太っちゃったのに、手作り食では逆に太らせるのが大変。(^^;;
ま、それが猫にとって自然な食事といえるのかもしれないけど。
なんにせよ、るっちゃんもやせてたことだし、ここは穀類を添加して、ちょっとお肉をつけさせるレシピを考えないとな。

最後の方にはレーナさん、診察台の上で飽きちゃったらしく、私をじ〜〜っと見つめて「つまんないです、お家に帰るですよ」と言う顔をしたので、頭をなでてあげながら顔を近づけて「いい子だったね、それじゃお家帰ろうね」と鼻ちゅーをしてあげたら、それを見た先生がレーナさんに「あなた、いいお家にもらわれたわね〜」と言ってくれました♪
うう、例えお世辞でもむちゃむちゃうれしかったっすよ!先生!!(T_T)

ってなわけで、先生とのお話は一時間ほどでした。
初診料の1,500円を支払って帰宅しましたとさ。
何事もなく、心身ともに健康そのもののお墨付きをいただけて、よかった、よかった♪
CAT'S DIARY > レーナ | comments (4) | - |

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