2007/04/09

奈良で、犬に狂犬病予防接種をせず、適切な飼い方をしなかったとかで、犬三匹没収されたという元弁護士のばーちゃんの記事が出ていましたね。
 → 犬没収:狂犬病予防法違反に問われた元弁護士に

狂犬病予防接種をしなかっただけで訴えられるってのもおかしな話なので、よほどひどい飼育の仕方をしていたんだろうな〜と思っていたら、やはり放し飼いにしていたうえに近所の人に噛み付いて怪我を負わせたりしていたようで。
そら、そんな無責任なことしてたら訴えられもするわ〜と思い、このエントリを書くために軽くググってみたら。
なんとこのババア、もともと21匹の犬を放し飼いにし、排泄物の処理はしないわ、世話もしないわで、悪臭・騒音+噛み付くなどの近隣住民への危険がすぎるという事で裁判を起こされ、21匹の犬をまず没収されていたんだとか。(@@)
そもそもタチの悪い犬ばーさんだったってわけね・・・。

で、その犬没収に不服申し立てをして、その中から三匹を返してもらったんだけど、今度は近隣住民が不服申し立てで裁判を起こし、今回勝訴して、結局全頭没収となったらしい。

どんな種類の犬を21頭も飼ってたのかまではわからないけど、噛み付いたりして周りが危険を感じてたって言う事は、少なくとも小型犬ではないんでないかなぁ?
そしてこの数。
狂犬病予防をしなかったっていう事は、当然避妊・去勢もしていないでしょう。
っていうことは、たぶんまた近親交配なんだろうなぁ・・・はぁ。
でもって、こういう事を「元」とはいえ、弁護士がやっちゃうんだからねぇ・・・。
そもそも倫理的に問題のある人間が、法律云々出きる訳ないだろうに。
ま、だから「元」なんだろうけど。

倫理的に善悪の判断の付かない人間がこれだけ多くいるんだったら、もう法律で決めるしかないんじゃないの?
何が常識で何が非常識かをきちんと突きつけて、「法律的にはアンタは非常識!!」って言わなきゃ、理解できない人間ばっかりでしょう。この手の輩は。
そんでもって、今後こういった事件を起こした人間が二度と動物を手に入れられないように、なんらかの処置をするべき。
全国的にアニマルポリスを作る必要もあるよね。絶対に。

それにしても、没収されてしまった犬達は一体どうなったんでしょう?
ボランティア団体に引き取られて、里親募集・・・となっていればいいけど、人に噛み付いたりする犬だったら、保健所行きかなぁ。
それもなんだかなぁ・・・。
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COMMENTS

zupi | 2007/04/11 09:00 PM
アニマル・ポリスは必要ですよね。
アニマルプラネットで放送している「動物警察」シリーズを見る度に思います。
我が家のご近所にも、ずさんな飼育環境にある犬がいます。
逮捕・起訴まではいかなくとも、飼育方法の指導や警告をするような機関があればと思います。

ある犬のケースです。
家の前にはガレージスペースがあり、波板の屋根があるので犬小屋は設けられていないため地べたで寝ています。(敷物もありません)
両側に壁があるとは言え、日当たりは悪く風は防げない。
雨の日は、隙間から吹きこむので乾いた地面がなくなってしまう。
汚物も自分の横になる位置から精一杯離れた所にしています。
良く見るとお尻の辺りに腫瘍のようなものができています。
そんな劣悪な環境にさらされながら、それでも飼い主がそばにいると一生懸命に尻尾を振っているのです。
その家が数日前に引越しの準備を始めました。
立て替えなのか…どうなのか…。
ガラクタが積み上げられたガレージの片隅。
真っ暗な家の前で丸くなって眠っているその子を見たら涙が出てきました。
が、見知らぬ人間が近づくと威嚇するので近寄れません。
今朝も、家人が奥で荷物の整理をしているのか…背筋を伸ばしてじっと奥を見ているんです。
それこそ微動だ似せず。
アニマル・ポリスが存在するなら、間違いなく通報するのですが…無力な自分が悲しいです。
HIROYO | 2007/04/11 09:10 PM
zupiさん>
う〜〜ん、それって動物愛護法違反にならないのかなぁ?
でもなったとしても、それをどこに通報もしくは相談していいのかわからないのが、日本の一番痛い現状ですよね。

動物にとっては、飼い主は絶対的な存在。
そんな飼い主でも、そのわんこにとっては大事な大事な飼い主。
その気持ちは親を慕う子供と全く同じ。
それなのに、動物はモノなんですよねぇ・・・。

まぁ、海外のアニマルポリスがかなりシビアな取捨選択を行っているのもしってますが、今の日本のようになんの基準もなく、運不運で生き死にが決まってしまうよりマシだよなぁと思います。
zupi | 2007/04/11 10:25 PM
そうなんです。
訴える方法がわからないんですよね。
でも、相談を持ちかける機関があったとしても「飽きてしまったおもちゃ」としか捉えていない飼い主だとしたら、どちらにしても悲しい未来なのかもしれません。

ちゃいやスズメを見ていると、自分がいかに頼られているのか実感します。
ましてや犬にして見れば飼い主は絶対なんですよね!
もうしばらく様子を見て、飼い主においてけぼりをくらっている様なら…どこか、しかるべき機関を探してみようと思います。

どなたか良い方法を御存知の方は教えてくださるとありがたいです。
HIROYO | 2007/04/11 10:32 PM
Zupiさん>
そうだなぁ、保健所・・・じゃだめだよねぇ。
市役所とかに、そういう事を訴える課ってないのかなぁ?
後は、地域で活動しているボランティア団体とか?
ARKさんとか近くじゃなかったですっけ?
あそこは引き取りはやってるけど、交渉はしないか・・・。
動物愛護法違反で訴えるのなら、警察になるのかなぁ??
む〜〜ん、ホントわかんないですね・・・。
zupi | 2007/04/14 08:33 PM
続報です。
大阪市内の保護活動団体を見つけたので相談してみました。
一度、飼育状態などの様子は見に行ってくれるそうです。
少し安心。。。。。
「完全飼育放棄」の状態ではないのであまり深入りはできないそうですが、お尻の腫瘍の件だけでも確認しておきたいそうです。
もし、保護団体からの連絡があったら、随時ご報告いたします。
HIROYO | 2007/04/15 01:18 PM
Zupiさん>
よかったですね〜!
一安心というわけではないけど、見ているだけよりは・・・飼い主さんが腰を上げてくれればいいですけど。

それにしても、こういうことに民間ボランティアを頼らなきゃいけないって事がおかしいような気がしますねぇ・・・。

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