アメリカフードリコール その後

時間を空けてちょくちょくままるねこさんのサイトへ情報を確認しに言っているのですが(いつも、ありがとうございます!m(_ _)m)、アメリカのフードリコール事件、どうにか収束してきたみたいですかねぇ。
結局、中国産の米・小麦粉・コーングルテンに、メラミンおよびメラミン関連化合物とシアヌル酸の混入が原因と言うことのようですね。
しかし・・・読んでいると、中国のあまりの意識の低さに唖然とすると同時に、その商売根性に脱帽っつーか。(^^;;
これくらいの図太さがあるからこそ、世界中で華僑が成功しているのかなぁと思う反面、彼らがきちんとした良心と知識をもって商売してくれたら、こんな問題は起きなかったのにとも思います。
長所を短所に変えちゃ、いかんよ。意味ないし。

結局、被害犬・猫は2000頭に登るとか。
亡くなった子、安楽死を選ばざるを得なかった子、未だに闘病中な子、様々だと思いますが、メラミン混入はどうも今に始まったことではないことを考えると、過去それが原因で死んだ犬・猫はもっといたのではないかなぁ?(−−;;

おまけに、症状は「腎臓結石による腎臓損傷」なんですね。
っていう事は、特に猫に関しては「年だから」で済まされてしまった子もいるのではないかしら?
もっと言えば、「猫は年を取ると腎臓を病む」っていうのは、フードのせいもあるって事はないかしら?
それを考えると怖いですね。
メラミンが体内に蓄積されるものかはわからないけれど・・・。

うちの子が結石になった時、某フードをあげると結石になる猫が多いってのに気が付いて怖い〜と思ったんだが、ひょっとすると・・・なんて思っちゃいます。

おまけに、「メラミン混入飼料は中国国内に出回っているほか、一部は タイ、インドネシア、韓国、北朝鮮などのアジア諸国にも輸出されている」 という関係者の話もあるそうです。
っていう事は、国内メーカーフードもかなりヤバイのでは?
(ほとんどは東南アジアで作られてるとか)
そもそも食事って言うのは、「信頼」で成り立ってるんですよね。
昔読んだ漫画にあったんだけど、毎日の食事で人を殺すことは出来る、と。
塩と砂糖を少しずつ増やして濃い味に慣らせ、卵を毎日二個、バターもあげて、揚げ物の量を増やして。
そんな生活を十年もすれば立派に成人病予備軍。
そこからさらに十年から二十年もすれば、手を下さなくても病気で死んでくれる、と。
でも、明らかな殺意を表現した証拠を残さない限り、「毎日おいしい食事を作っていました」なんてことで、殺人を立証できるわけもない。
これは完全犯罪だ、と。

もちろん、これで確実に殺せるわけはないけれども、自分のためを思って毎日作ってくれてると思っていた食事に、実は殺意が混ぜ込まれてた、なんて怖いですよね。

「大手メーカーだから」「獣医師推奨って言ってるから」「猫が好きだから」と、私達がフードを選ぶ理由はそれぞれだけど、そこには「このメーカーならば」という信頼感があるはずです。
でも今回のことで、「どのメーカーを選んでも、作ってる会社は一つ」と言うことが、明るみに出てしまいました。
そしたら、メーカーへの信頼って何なんでしょうねぇ?
どこのフード買っても一緒じゃ、信頼もへったくれもない。
これからは「委託はしていません!自社工場で、うちのフードしか作ってません!」なんてのが、売りになるかもしれないですね。

で。
それから言うとこの事件はもう、最低最悪。
客に提供する食事に睡眠薬混ぜるか?
おまけに監禁した上で、店に出勤してるって、どういう神経してるんだか・・・。
AVビデオの見すぎで、頭おかしくなってんじゃねーの?(−−;;

そういえば、CSI:マイアミで、AV見すぎて不能になった大学生が、AV嬢を殺すって言うエピがありましたねぇ・・・。
なんか、どちらも「自分さえ良ければ、楽しければいい」っていうのが、大本のような気が。
怖いなぁ・・・。
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