まずね、
先生がみんな情けない!(笑)
はっきり言って、教師としてそれどーよ?って先生しかいないもん。(笑)
でもそれが逆に共感できると言うか。
高校生の頃って、30代なんてものすごい大人で、なんでも自由になると思っていたけれど、実際自分がその年齢になってみたらみたで、高校生の頃の不自由を自由にすることは出来ても、それ以外のいろんな不自由も出てくるわけで。
実際シュー先生は夢(=GLEEクラブをもう一度再生して、自分が高校生の頃に味わった感動をもう一度生徒たちと再現したい)と現実(=奥さんが妊娠して子供が出来るのでお金が必要。GLEEクラブなんぞに関わって、自費でクラブ活動している場合じゃない)の板ばさみになって、一度は夢をあきらめたりするのね。
そんな「大人の問題」を先生側は描いています。
そして、「大人になりつつある子供の問題」を高校生たちが受け持つ。
また生徒たちが個性的なんだけど、みんないい子でかわいいんだ♪
(でも演じてる生徒役の役者さんはみんな20代なんだけどね〜。(^^;;)
自分たちが負け犬、いじめられっこなのはわかってる。
人気者にはなれやしない。
でも、自分に自信を持ちたい!夢を叶えたい!
そんな若さがまぶしいっす。(笑)
先生と生徒、どっちが大人だよ!とツッコミたくなることも多々あるけれど、お互いがお互いを刺激しあって、成長していく物語。
これが生徒側だけの話だったら、こんなに面白いと思わないと思うんだけどね。
そして要所要所に差し込まれる、ドンピシャな歌がまたいいんだ。
あ、基本ミュージカルドラマなので、タモさんみたく「それまで普通に話していた人間が急に歌いだすのは許せない!」って人は、ダメかも。(笑)
個人的にはレイチェルとカートがお気に入り♪
特にカートが主役の第四話は、一番のお勧め。(笑)
次のお勧めは、
レバレッジ〜詐欺師たちの流儀〜
これはもうねぇ、内容は完全に日本の時代劇ですよ。(笑)
現代版にしただけっていうか。こういうものこそ日本で作って欲しいよな、と。
元保険調査官のネイサン・フォードは、ある人から「私が雇ったメンバーのリーダーとなり、だまされて取られたデータを取り返して欲しい」との依頼を受ける。
ある事件で自暴自棄になっていたネイサンは、正義感からその依頼を受けるのだが、依頼人の語った被害話は全くのデタラメ。
しかも依頼人は報酬を払わず、ネイサンたちを殺して口封じまでしようとした。
罠に気がついて生き延びたネイサンたちは、受け取りそこねた報酬を巻き上げようと新たなメンバー・ソフィーを加えて、大掛かりな詐欺を依頼人に仕掛けることに!
もうねぇ、それぞれのキャラクターが立ってて、面白いのよー。(笑)
番組サイトにはオーシャンズ11のTV版とあるけれど、私はどちらかというと現代版特攻野郎Aチームではないかと。(古い?(^^;;)
基本一匹狼なメンバーたち・・・っていうか、この人達みんな、
猫みたいなんだよね〜!
性格とか、ネイサンへのなつき方とか。(笑)
パーカーはベンガル、アレックはサイアミーズ、スペンサーはサイベリアンのイメージですよ。(笑)
ソフィはペルシャかな?
そして、三番目のお勧めは
キャッスル。
人気推理小説家のリチャード・キャッスルは、自分の成功にあきあきして退屈な日々を送っていた。
そんなある日、キャッスルの書いた小説を模倣した殺人事件が発生。
NYPDの刑事、ケイト・ベケットがキャッスルの元に訪れる。
暇をもてあましていたキャッスルは、自身の「セレブ」としてのコネを活用して、NYPDの顧問として捜査に参加する。
性格が正反対の男女が捜査をするってーのは、BONESと同じパターンですね。
キャッスルがすごくいい味出してます。おちゃらけ具合が、いい感じ。(笑)
防弾チョッキの胸元の「POLICE」を「WRITER」に書き換えたものを作ったり、「NYPDのベケットです」と自己紹介したベケット刑事の後に「キャッスル・・・ただのNYね」って言ってみたり。(笑)
中途半端な立場での捜査参加を、一歩引いたところで楽しんでいるようなところがね。
テンポの良いドラマです。
こう書いてみると、コメディばっかりだなぁ。
他にも
ライ・トゥー・ミーなんかも面白いですが、上記三作に比べると若干面白さは落ちるかなぁ。
そういえば、先日NUMBERSのシーズン4を見ていたら、連続レイプ犯がGLEEのシュー先生で超ショック。(-公- )
NUMBERSって、ゲストが結構豪華なんだけど、たまに「えー!この人がこの犯人?!」ってな配役ですごいショックを受ける事があります。(^^;;
<<Close