咳の状況や、兄弟猫に同じ症状で肺に影があるといわれた子がいること、最初は気温差のせいかと思っていたんだけど、その後気温差だけでは説明のつかない状況でも咳をしだしていること等を説明して、聞いてみました。
まず、肺の影に関しては、現在起こっている炎症や過去に起こった炎症で肺胞が硬化してしまったために、レントゲンに白く写るんだそうです。
(通常、空気を含んでいる肺胞はレントゲンに写らない)
で、これは別に遺伝とかではなく、過去に風邪やらなんやらの影響なのだそうです。
レントゲンを撮って影が映った場合は、現在炎症が起こっている時のために抗生剤を投与し、時間を置いてから再度レントゲンを撮って、同じ場所に影があるようなら、過去の炎症による肺胞の硬化、無くなっているようなら炎症が解決された、と判断するんだそうな。
ただ猫の場合、過去肺炎などを起こして肺胞が硬化したり、現在炎症を起こしていたとしても、それが原因で咳を起こしたり、症状が出ることはないんだとか。
(もちろん、よっぽど広範囲でひどくなれば、肺胞が死ぬ=体に酸素が十分に取り込めなくなるので、運動をした直後などにぜいぜい言ったりする事はあるそうです)
気管支炎を起こしていれば、レントゲンで気管支部分が白く写りこむので、その対処をするそうです。
そこで、デジカメで撮ったレーナさんの咳を見てもらいました。
※音声入りです。
レーナさん、この咳が1セットで多い時は3セット。
長さ的には長くて30秒くらいで終わります。
そしたら「特に病的な咳ではないので、大丈夫」ですって。
今、寒さで気温差があるのと、空気が乾いていたりするのが原因ではないかなぁと。
これからしばらく様子を見て、咳がひどくなったり症状が変わったりした時には、レントゲンを撮って調べてみましょうということで落ち着きました。
私が先生と話している間、レーナさんは診察台の上で私の手を背中に乗せたままじ〜っと大人しく、いい子にしていました。(^-^)
特にぶるぶる震えることもなく、初めてD病院に行った時とは比べ物にならないくら落ち着いていました。
その後ワクチンを打たれても、にゃんとも鳴かず、パニックにもならず、おとなし〜くしているレーナさん。
先生に「大人しい子だね〜」と誉められてましたよ。
うう、この3ヶ月ちょいで成長したねぇ、レーナさん・・・。(T_T)
「ルジくんたちと一緒のワクチンにしますか〜?」と聞かれたんですが、今回はそのフェロセルは止めて、フェロバックスにしました。
時期が時期だけに生ワクチンは怖かったのと(※1)、今年は何かと副作用の多かったフェロバックスもそろそろロット替わってるだろうという期待もあり。(^^;;
「たまに熱を出す子がいるから、今日一日は気をつけて」との先生の言葉に、久々に胃が縮む思いをしました。
よく考えたら、このフェロバックスのおかげでルジはとんでもない目にあったわけだしな・・・。
おかげでここ最近のフェロバックスの副作用情報をリサーチするの、すっかり忘れちゃいました。
帰宅してから何か起こるかな?と心配していたのですが、レーナさんはしんどそうな顔を見せる事もなく、一日普通に過ごしましたとさ。

顔出して狭そうにしてるからどうしたのかと思ったら。

奥にはしーちゃんが。(^^;;
どうやら、ワクチンがんばってきたご褒美をもらおうと、無理やり入って甘えていたようです。
しーちゃん、ごっつい迷惑顔。(^^;;

夜にはるっちゃん甘えていました。
でも、そこはかとなく手がけん制しています。(笑)
そそ、でね。
夕方にルジさんを連れて、えっちらおっちら近所のD動物病院まで血液検査してもらいの行ってきたんですよ。
そしたら、開いているはずなのに、シャッターが下りてるの。
近づいて行って見たら張り紙がしてあって、そこには「学会出席のため、臨時休業します」との断りが。
ワタシ、最近そういう星回りなんですか?!(泣)
重いるっちゃんを抱えてきたのにぃ!!(>_<)
ま、つぶれてなかっただけいっか・・・。(納得するのそこかよ。(笑))
※1
生ワクチンはごく稀にですが、ワクチンに使われている弱体化したウイルスが便中に排出され、それが原因で他の子が感染すると言うことがあるそうです。
うちのかかりつけは猫専門の先生なので、うちが多頭飼いなのをわかってて生ワクチンになんの注意もしないということは、そういうことはほとんどないということだとは思うのですが(前に聞いた時も「そんなことないよ〜」と笑ってたし)、一応時期的に心配なので避けてみました。
一頭だけの場合はどんなワクチンを選んでも問題ないと思います。
多頭飼いの場合、心配であれば生ワクチンは全頭一斉摂取が望ましいかと。
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